丹波大納言本舗

朝日堂

馬路大納言小豆

丹波大納言小豆の一級品 馬路大納言

朝日堂では、丹波大納言小豆の中でも最高級品と称される「馬路大納言小豆」を御菓子作りに使用しております。

丹波大納言小豆

京都府亀岡市の北東部に位置する馬路町で、千年以上に渡り昔からの栽培法を受け継がれてきた「馬路大納言小豆」。亀岡盆地の深い霧と馬路町特有の石灰質の土壌が合わさる土地でしか生産ができないため、大変希少性の高い小豆です。

馬路大納言小豆は、丹波大納言小豆の中でも群を抜いた粒の大きさ、俵型の形、光沢と深い色、独特の風味と香り、味の良さから、「畑の宝石」と呼ばれています。

馬路大納言小豆は、7月中下旬頃に種をまき9月初旬から黄色い花が咲きさやがつきます。
いちばん大切なのは開花後の気候で、馬路町は近くに愛宕山と大堰川があり、収穫期の10月下旬までに丹波霧によって馬路大納言の実りがじっくり進みます。昼夜の寒暖差によりデンプンが増加して、なめらかな餡になる小豆ができるのです。

最中にあんこを詰める様子

朝日堂では、この希少価値の高い小豆を丁寧に炊き上げ、その風味を活かしたあんこに仕上げています。

完成したあんこを手作業で一つひとつのもなか種に詰めて、朝日堂の丹波大納言(最中)は出来上がります。

日本一
丹波大納言の由来

延暦十三年桓武天皇が京都の地に都をうつし賜った折 丹波出雲の国馬路の豪族が平安京に遷都の砌に馳せ参じ忠勤を盡くし其の功をみとめられ以来宮中大宮人との親交がことのほか厚く丹波の豪族が上京の折々献上物として土地のあずきを贈った其のあずき実に大きく光沢風味ともに群を抜き縦に十二段を積み上げて煮て腹を割らない風雅な様に驚嘆され。馬路大納言の高位名稱を以て愛されたのが始まりで以来千百余年の星霜を経て尚宮中に献上され丹波大納言として深く賞味親しまれており 今日高級あずきの呼名を大納言あずきと呼稱される所以を伝えたのは実に丹波大納言であり日本一の大納言として今日に伝えん。